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- 理事長ごあいさつ
一般財団法人北海道建設技術センターは、建設事業の円滑で効率的な執行を支援することなどにより良質な社会資本整備を推進し、もって道民の福祉の向上に寄与することを目的とする公益法人として平成5年に設立され、令和5年5月12日をもちまして創立から30年を迎えることができました。
これもひとえに北海道や市町村、その他関係の皆様のご理解とご協力の賜物と心より感謝を申し上げます。
当財団はこれまで、建設技術に関する研修事業、建設事業や橋梁点検に関する発注者支援事業、建設事業の電子情報化促進事業、建設産業振興事業などに取り組んでまいりました。
少子高齢化や人口減少、情報化社会の進展や環境重視型社会への移行など、建設産業を取り巻く環境が大きく変化している中で、昨今は、大規模災害やインフラの長寿命化への対応なども課題となっております。
さらには、建設産業における技術者不足が深刻な問題となってきており、担い手対策や働き方改革を実現するためには、デジタルトランスフォーメーションなどの取組を進め、生産性の向上を図っていくことが必要不可欠になっております。
当財団は、このような社会情勢の変化の中、更なる事業展開を図るとともに、より一層の技術水準の向上に努め、皆様から信頼される組織を目指してまいります。
北海道や市町村、その他関係の皆様には、引き続き格段のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、当財団の各種事業をなお一層ご活用くださいますようあわせてお願い申し上げます。
令和5年6月 理事長 北谷 啓幸
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